とらぬたぬきの皮算用

中小企業診断士を目指しています。

続々・包丁の刃こぼれ

前回のお話はこれです。(読まなくても支障はないです。)

aya-keiei.hatenablog.com

刃こぼれした包丁は包丁屋さんに研ぎに出し、代わりにレンタルした包丁を使って料理をしております。これが、めちゃくちゃよく切れます。さすが、包丁屋さんで研いだ包丁は違いますね。研ぎに出したマイ包丁も、きっとキレッキレになって帰ってくるに違いありません。

で、昨夜は玉ねぎを切っておりました。圧力鍋を新しくしたので、シチューを作るのです。玉ねぎもさくさく切れるぞ! あ、指切った! いたーい!

こういうときは、落ち着いて、傷口を水で洗って、ガーゼで覆って、しばらく押さえていれば血は止まるものです。止まるはずです。……血が止まらないぞ!! 保育園のお迎えの時間ー!!

片手で血がにじむ傷口を抑えつつ、保育園のお迎えに行きました。帰宅すると、子どもはスパゲッティーが食べたいと言っていましたが、指を犠牲にしたシチューを食べさせます。なおも血は止まりません。傷口そんなに大きくないんだけどな。

切り傷を作って2時間が経過し、さすがののんきな私もちょっと不安になってきました。子連れで病院は面倒だなと思いましたし、退職直後で手続きが滞っていて、手元に保険証がないのも厄介です。しかし、Google先生に対処を訊くと、1時間出血が止まらなかったら病院に行けと書いてあります。うーむ、病院に行くしかないか。面倒だな……。

とりあえず夫に事情を連絡。そして、近所の整形外科に電話すると、もう診察が終わったとのこと。時計を見ると19時。仕方なし。#7119(東京都の救急相談)に電話をかけると、やはり診察を受けたほうが良いとのことで、救急病院を紹介してもらいました。夫がちょうど良く帰宅したので、育児をバトンタッチしてタクシーでひとりで病院に行こうとしました。が、乗り物大好きの子どもが

「あたちもタクチーのる!!」

とごねるので、結局、私、夫、子どもの3人で病院に行くことになりました。どうせ子どもがついてくるなら、夫の残業を切り上げさせなくて良かったのに。夫、すまぬ。

病院で先生が説明してくださるには、

「切り傷への対処は3つしかないんです。押さえる、縫う、焼く。焼く場合は、動脈やったときとかなので、まず無いです。まず、押さえます。指先を縫うのは嫌ですねぇ……。押さえてなんとかしたい……。」

とのこと。そして、先生と看護師さんで交代で傷口を押さえます。なかなか血が止まりません。傷口は浅いものの、結構広い面積をやってしまったようです。その間、急患の患者さんが来たり、うちの子どもが廊下を走っていたり、夫がそれを捕まえたりしておりました。

病院に着いて1時間が経過し、先生がもう半分諦めて、看護師さんが縫い糸を用意し始めたときに、ようやく血が止まりました。すごい、ゴッドハンド! 絆創膏貼ってもらっておしまい!

お医者さんも看護師さんも事務の方も、すごいホスピタリティーでした。大きな病院なんて来ないほうが良いのですけど、何かあったらここに来たいものです。ありがとうございました。

家族3人帰宅したときには、21時になっておりました。みんなへとへと。ごめんねぇ。

というわけで、包丁屋さんの包丁が切れ味ばつぐんということを、身をもって証明してしまいました。刃物は気をつけて取り扱いましょう。