とらぬたぬきの皮算用

中小企業診断士を目指しています。

養成課程の春学期振り返り

やっと課題を全部出したので、私の春学期は終わりました。大学と同じ暦なので、夏休みがあります。夏期集中授業もありますが取らないことにしたので、秋学期の授業が9月に始まるまでちょっとひと休み。夏休みもプロジェクト(修士論文)のことをいろいろやらなきゃいけませんが、とはいえ息継ぎができます。以前書いたことと重複するところもありますが、振り返ってみます。

授業が盛りだくさん

うちの学校は1年制なので、授業が詰め詰めです。特に春学期はてんこ盛り。空きコマがあんまりなく、課題をこなすのに必死でした。よく考えるというより、「こなす」感覚。ちょっともったいない感じもします。

中小企業診断士養成課程のカリキュラムは中小企業庁がかなりガチガチに決めているそうで、実習とプロジェクト(修士論文)を除く必修授業の大半は1次試験の内容を深堀りしたもの。ディスカッションや発表が多いので面白いのですが、平行して行われている夜間の選択授業のほうがさらに先生の専門性が発揮されて面白そうです。うーん、でもなぁ、夜は保育園のお迎え行かなきゃだからなぁ。

とにかくグループワークが多いので、その管理が難しかったです。あるとき、スケジュール表に時間と教室名だけ書いてあって内容が謎のグループワークの予定がありました。その時あった全てのグループに「これなんでしたっけ?」と聞いてまわりました。結果、そんな予定はなく、入力間違いだったようです。独立後の予定の管理に自信がなくなった出来事でした。

ちなみに、夏休み入ってから課題に追われていたのは、主にWordPressでHPを作るオンデマンド授業7回分の視聴と課題を計画的に溜めていたせいです。反省してみたけど、他のものに押されて仕方なかったし、どうにか終わったし身についたから良かったです。自分のキャパシティを過信してはいけません。

診断実習は2社終了

1社目は班長で進行とWordのマージを頑張りました。(もちろん中身も書きましたが、班員の原稿を直す時間のほうが長かったような気がします。Wordのばかー!)2社目は中身をがっつり書きました。

良い実習先、先生、班員に恵まれたなと思います。徹夜は結局しなかったですね。睡眠時間はばっちりとっていました。Wordの更新日時を見ていると、班員の中にはほとんど寝ていないんじゃないかという方がいらっしゃいましたが……。

反省は、自分の得意なことしかやらなかったこと。特に財務担当は秋学期のどこかでやらねば。

放置され続けたプロジェクト(修士論文

授業のグループワークと診断実習が優先され、個人で行うプロジェクト(修士論文)はほったらかしにされがちでした。協力者の方々には感謝します。これから頑張ります。 

養成課程に入学して良かったですが

2次試験落ちたチームなので、1年間受かるか分からない受験勉強をするのに比べたら、卒業すれば中小企業診断士の資格が取れる安心感の中、充実のカリキュラムの養成課程に行くほうが良かったなと思います。先生・先輩・同期と繋がれますしね。仲間がいるのはありがたいし楽しい。特に私の同期はシェアの精神がものすごいのでいつも感謝です。これは大前提。

ただ、養成課程を卒業しただけで食っていけるようになるのかは疑問だし不安です。仕事を保証してくれるわけではないので。たぶん、ずっと不安なんだろうなと思います。

10年後?くらいにもう一度学び直しが必要かも

同期のすでに独立している方、経営者の方の授業の吸収の仕方がすごくて、私が取りこぼしているところがたくさんあるなぁと感じています。アンテナの張り方が違う。そして、先述したように、面白そうな選択授業を取れない問題もあります。

中小企業診断士として働き始めた後、「やっぱり勉強が足りないな。」と思いそうな気がします。育児が落ち着いたら、もう一度勉強し直したいなぁ。科目等履修生になるか、他の学校に行っても良いかもしれません。

今は来年の仕事につながるように頑張ります。