とらぬたぬきの皮算用

中小企業診断士を目指しています。

子どもの自転車デビュー

子どもが4歳の誕生日プレゼントとして自転車を手に入れた。

まず、私だけで町の自転車屋さんに行き、身長からサイズを決めてもらって、カタログをいただいて帰り、子どもに色と型番を選んでもらって、今度はお店に電話して取り寄せてもらった。届いたら子どもと一緒に受け取りに行き、サドルとハンドルを調整してもらって、じーじからもらったお祝いで支払う。子どもは当然手に入れたばかりの自転車に乗りたいと主張するので、のろのろよろよろ子どもの運転で持ち帰ってきた。

自転車屋さんはネットの口コミで評判が良いところだったし、2年前に私の自転車の修理を大変親切にしてもらったこともあり、以前からいつか買う子どもの自転車はここで買うと決めていた。その期待を上回るサービスだった。今時、自転車を手に入れる手段はいろいろあるものの、町の自転車屋さんで買ってよかった。

サドルとハンドルと補助輪の調整は、たぶん頑張れば私でもできるが、やっぱりプロは的確で速い。ブレーキの調整はちょっと難しそう。やっぱり子ども相手だから、早くないと困る。子どもがどこかに行かないか見ながら自分で調整するのは私には無理だ。しかも、調整しながらセールストークが止まらない。

「この自転車はよくできていて、子どもの手でもブレーキが握りこめるようになっているんですよ。」

「補助輪はすこし高めにしておきますね。こうしないと、車道が斜めになっているときに、下のほうに引っ張られちゃうんですよ。」

へぇ~へぇ~!!

「子どもの自転車はうちみたいな町の自転車屋(で買うの)がいいよ。いつでも調整はタダでやるから。子どもは大きくなるけど、よくちんちくりんのまま乗っているのを見るからさ。」

ほう、お世話になります!

ちなみに、ネットで下調べしているときは「あおがいいー!」とザ・男の子向け自転車クロスファイヤーキッズを選んでいたので、これかぁ……まじかぁ……と思っていた。でも、自転車屋さんからもらったカタログでハッチとビッケmのページを見せて(クロスファイヤーキッズは隠し)、無事、ハッチのピンクに決まった。ブリヂストンさん、女子向け青の自転車があったら嬉しかったなぁ……。うちの子は水色では納得しないんだよねぇ。

www.bscycle.co.jp

 

自転車購入の半年くらい前から、

「じてんちゃほちい!」

「三輪車に乗れるようになってからねー。」

「ちゃんりんちゃのれた!」

(めちゃくちゃ遅いじゃん……。)「もうちょっと上手になったらね。」

とやりとりして、のらりくらりと先送りしており、その間に子どもの自転車欲は高まっていた。いざ購入したら、子どもはやる気満々。

自転車を手に入れて早2週間。保育園に行く前、帰ってきた後、休日など、本人のやる気に任せて練習してきた。私としては、別に急いで乗れるようになる必要もなく、だって暴走したら危ないじゃん……くらいに思っていたのに。

そこに、保育園の先生に

「自転車乗れるの? かっこいいね!」

と褒められ、ご近所さんに

「練習してるの? 偉いね!」

と褒められ、ますますやる気満々で鼻息荒く一生懸命練習していた。いいんだよ、そんなに一生懸命練習しなくても。

 

今は大人の早歩きと同じくらいのスピードで漕げるようになってきた。2週間で時速1kmから時速4kmくらいに進化したことになる。転ぶ回数も減ってきた。もう少し早くなったら、大人も自転車で伴走かなぁ。でも、危なっかしすぎるんだよなぁ。交通ルールがまるで分かっていない。

赤信号で止まるのは分かっているようだが、自転車でお友達にぶつかっておいて、

「(お友達が)あるかないから!(相手が悪い)」

と言ったりする(ごめんなさい)。それから無駄にベルをちりんちりんと鳴らす(うるさくてごめんなさい)。

自転車の交通ルールを教えてくれる1日交通教室を探してみたが、だいたい小学校低学年対象で、幼児対象のものは見つからない。自分で一つずつ教えていくしかないなぁ。