とらぬたぬきの皮算用

中小企業診断士を目指しています。

大きな組織の中で鍛えられた人には、やはり敵わない。

社会人の大半を言わば「中間管理職」として過ごしてきた私です。

「言わば」というのは、店長や工場の現場責任者としてアルバイトさんのマネジメントをやってきたことなので、正社員の上司とはちょっと違います。工場の同じチームの人たちは歳上ばかりで、「あやちゃん」と呼ばれていました。でも、上に立つ人だからと気を遣われてきたのも間違いなく。

私の上司というのもいらしたのですが、シフト制の職場の宿命で、いつもいらっしゃるわけではありません。その場にいらっしゃらないことのほうが多いし、何か事件が起きたときには大抵いらっしゃらない(だから事件が起きる)。もちろん上司になんとかしてもらうこともあり大変頼りにしておりましたが、基本は自分でなんとかするしかなく、やりたい放題やってきました。

養成課程で過ごしていて、タイトルの通り、大きな組織の中で鍛えられた人には、やはり敵わないなと感じることが多々あります。大人の言い回しに包み込んで自分の主張を通してしまう、飲み会で飲み物がなくなる前にかさず注文する、相手に気持ちよくお話させてひたすら聞く、などなど。

振る舞いとか、言葉遣いとか、なかなか変えられるものではないのですけど、単刀直入に言いがちな私にとって、「そういう言い方があったのか!」というの、ひたすら勉強になります。