とらぬたぬきの皮算用

中小企業診断士を目指しています。

改めて、第3回じっくり話をする聞く会を振り返る

(清水さん、そんなグズグズしてましたっけ?)

よし、それでは書きましょう。

 

ひとりの持ち時間は25分で、順番に話します。順番はじゃんけんで決めるんですが、私が最初、清水さんは最後でした。私が最初だったので、子どもが「モンスターズ・インク」に夢中になっている間に自分の話はできたのです。

そして、清水さんのお話の間は子どもがずっと私の肩に乗っており、言葉で返事をするのが難しく、ただ「うんうん」と聞く頷きマシーンになっておりました。話をする聞く会、なのでお話を聞くのに専念できて良かったのですけども。

実際にはただの頷きマシーンになっていたのですが、考えていたことがなかったわけではないので、()内に私見を書きつつ、清水さんのお話を振り返ろうと思います。

※なお、私は聞いた話はすぐ忘れる性質があり、メモを取ったりしたわけではないので、こんな話じゃなかったらすみません、清水さん。

 

清水さんは中小企業の次期社長。清水さんの会社は、今の社長も親族外承継で社長になられていて、親族外で承継していく会社だそう。

(うんうん。清水さんが会社のエライ人っぽいのは知っていたけど、次期社長だったのかー。知らなかった。私の会社が同族経営なので、中小企業=同族経営のイメージでいて、ナンバー2は社長にはなれないイメージだったので、びっくり。)

 

清水さんは今の会社に新卒で入社されて、そのときの上司が今の社長。ずっと上司部下の関係で、社長の考えの枠から出られないとおっしゃいます。でも、会社の現状と、診断士の勉強で学んだ理屈が合わないところがあって、でも、それをなかなか社長には言えないらしい。社長の考えが身に染み付いているから。

(うんうん。清水さんの会社、良い会社だなー。家族的な雰囲気があるんだろうなー。)

 

ひよこさん「変えたいところがあるって気がついているなら、それは社長の考えの枠から出ているんじゃないですか?」

(うんうん。)

清水さん「でも、なかなか社長には言えないんだよねぇ。」

(うんうん。)

ひよこさん「それは社長に言っても良いと思いますよ。社長も待っていると思います。」

(うんうん。まあでも、言えないっていうのも分かるなぁ。ジョブローテーションがある会社とない会社だと、上司と部下の関係性が違うよね。)

清水さん「社長の考えは分かるからねぇ。」

ひよこさん「それこそコンサルに入ってもらうのが良いのかも。」

(うんうん。実務従事の受け入れでも良いかも。会社の外の人の意見が入るのが良さそう。)

(※このあたりのひよこさんの言葉が的確で鋭いと思ったので拾いましたが、清水さんの番にひよこさんばかりが喋っていたわけではありません。)

 

若い人の教育や、考えを活かす施策も話題に。一斉研修をやめて、コロナ前に行ったキャリコンの個人面談がとても良かったらしい。工数が多くて高かったけど。

「若い人」ってひとくくりにするけど、「若い人」なんて人はいないし、ひとりひとり違うし、年齢を重ねると考え方も変わってくるから、それに合うことをやるのが難しい。

(うんうん。これに対応するには、事例Ⅰの考え方では、社内で若手がリーダーシップを取れる部分を作るのが良いと思うけど……。このあたりについては思うところがありすぎるので、次の次の次のブログのネタにします、たぶん。)

 

という感じでお話を聞いておりました。何か結論が出るわけではないのです。

私、清水さんにお会いするの、うさこさんの会、おさかなの会に続いて3回目なのですが、初耳のことが山ほどありました。

普通の飲み会だと、人数が多ければいろんな方とお話したいし、それだけ会話がどんどん流れてしまいますし、何か打ち返したくなっちゃうんですよね。普段だったら、考えずにどんどん喋るので、()内のことを全部言っちゃう。そうすると、その都度脱線するので、これだけの量を聞き出せないです。

 

うまく話せなくても、まとまらなくても良いのです。話す時間が確保されているので、深掘りしてお話ができます。ほんと良い会でした。