とらぬたぬきの皮算用

中小企業診断士を目指しています。

VTuberへの道、途中経過

学校のあれこれに追われてクソ忙しいのに何をやっているんだ!ですけど、そういうときに限って非生産的なことが捗ったりするものです。

もともとツイッター(今のX)は、将来的に独立が叶えば表アカウントにするつもりでしたが、母校や前の会社の人とつながっていないので裏アカウント的な使い方でした。(この点、母校の人や前の会社の人とつながっているFacebookとは対照的です。)それが無事に(?)退職して、リアルにオフ会で人に会うようになり、養成課程に進学して、HPに本名を載せ、表感が出てきました。

それはそれで楽しくて良いのですけど、どなたがご覧になっているかも分からないので背伸びする感じもして、ちょっと窮屈だなぁと思ったりします。あと、だいたい週1のインスタライブで自分の顔を見ながらしゃべるのがちょっとなぁ。練習だと思ってやっているけど、もっとかわいい顔なら良いのになぁ。

 

というわけで、よし、着ぐるみを被ってみよう!と興味本位でVTuberになる修行を始めました。結論、現状ではとてもめんどくさい!やってられるか!ということが分かったのですけど、もし興味のある方がいれば、役に立つかもしれませんし、私も忘れそうなので、備忘録です。細かいところは端折ってありますが、大まかな流れはこんな感じです。

 

①モデルを作る

モデルを作ります。が、壊滅的に私には絵心がありませんので道具を使います。今回はVRoid モバイルというスマホアプリを使って3Dモデルを作りました。パーツを入れ替えて色も入れ替えてお洋服着せて出来上がり。これくらいなら私でもできます。無料で商用利用もできるので、可能性が広がります。さすがpixivさん、太っ腹。

ひとつ不満を言うなら、女性のキャラクターを選ぶと、非現実的な巨乳になることです。設定で貧乳にもできますけど、最小にしても私より巨乳……。いっそのこと男性にして髪型と衣装は女性のものにしてみようかと思いましたけど、それはできませんでした。ま、バーチャルだからな……。

vroid.com

こんな感じで、着せ替え人形です。ムズカシクナイヨ……。

 

ちなみにちなみに、もっと絵心があれば、同じシリーズのVRoid StudioというPC用ソフトも良さそうでした。もっと細かい作り込みができます。が、触ってみて、色を自由に選べるのが逆に難しく、私にはお手上げでした。はじめての人にはかんたんではなかったです……(それでもゼロから描くことを考えたら素晴らしいソフトです)。

vroid.com

 

②モデルを動かす

これもいろんなソフトが乱立しています。こちらの記事を参考にさせていただき、検討しました。

note.com

ここでは、VSeeFaceというソフトを使って、表情のトラッキングをします。つまり、PCのカメラで私の顔を写して、それを読み取って、モデルに反映します。私が右を向けば、絵も右を向く。私が笑えば、絵も笑う。なるほど、すごい!

www.vseeface.icu

海外製のソフトなので、日本語対応しているものの、あちこち若干不安が残ります。まあ、これは総合判断ですかねぇ。

 

③カメラとマイクスピーカーを買う

これはVTuber用というより、Zoom用です。パソコンについているカメラとマイクがいまいちだったので外付けが欲しかったのです。まあでも、買ったからには使い回します。

ちなみに、カメラとマイクスピーカーはAnker製にしました。我が家で主にYou Tubeを見るのに愛用しているプロジェクターがAnkerのもので、大変お気に入りなので、妙な信頼感があります。

 

④手も動かしたくなる

手が動いたほうが、なんとなく表現力が上がる感じがするじゃないですか。ろくろ回していると説明している感が出るじゃないですか。

というわけで、手も動かしてみました。ちょっと課金しました。Webcam Motion Captureというソフトを使って、手を動かし、そのデータをVSeeFaceに送ります。

VSeeFace用のカメラと、Webcam Motion Capture用カメラが必要なので、さっき買った外付けカメラをVSeeFaceに、PC本体のポンコツカメラをWebcam Motion Captureに割り当てます。これ、2つの重いソフトを同時に動かしているので、私のゲーミングPC(おさがり)でも動作が怪しいときがあります。あと、ソフトひとつにまとまっていれば楽なのになぁ。まだそうはなっていないみたいです。

webcammotioncapture.info

 

⑤Zoomに出てみる

カメラを仮想カメラに切り替えればZoomに出られます。特に使いどころがないけど。

 

⑥動画を撮る

Windows派なので、Clipchampで録画して編集するのがお手軽ですかねぇ。もっと良いものが見つかれば乗り換えるかもしれません。

clipchamp.com

 

⑦市場調査

情報収集のため、XでVTuber界隈をのぞいてみました。こういうとき、ハッシュタグはやはり便利ですよ。イーロンさん、本当にハッシュタグやめちゃうのかなぁ。

そこに広がっていたのは、異世界でした。ここぞとばかりに踊る巨乳。構造のよく分からない服。全体として、ものすごいファンタジー。なんでもありだなぁ。

ざっくり見てきた限り、作り手もファンも若い印象でした。たぶん、年齢が上の方は上かもしれないですけど、下が10代の方がかなりいらっしゃる印象。言葉遣いから察するに、ですが。中身を推し測ること自体が不粋かもしれません。

 

今のところのまとめ

というわけで、現状では手軽にやろうとしても、大変めんどくさいことが分かりました。今のところ、ソフトひとつでなんでも、という世界ではないです。VTuberすごいです。

本当はお試しで動画を作ってみようと思ったのですけど、いろいろに追われたまま、なんとなくそこまではできずにいます。続きは修士論文ができた後にやろうかな。