とらぬたぬきの皮算用

中小企業診断士を目指しています。

診断実習1社目雑感

実習先の企業のことは書けない書かないので、ふんわりした話になるけれども。

GWを挟んで6週間に渡る実習は、次のように進んでいった。

  1. 打ち合わせ
  2. インタビュー
  3. 分析
  4. 調査
  5. 再インタビュー
  6. 分析
  7. 提案作成
  8. 報告書(Word)執筆
  9. プレゼン(パワポ)作成
  10. リハーサル
  11. 報告会

実際には6〜8はいったりきたりしたけれども、だいたいこんな流れ。おそらく、「調査」と「再インタビュー」は、主に2次試験合格者が行う実務補習にはない、もしくは珍しい工程だと思う。(実務補習受けたことがないから知らないけど。)実習期間が長いからこそできることだ。

うちの班は本当に優秀で、班員全員、スポットライトが当たるときがあった。具体的な能力に言及すると、すぐ誰のことか分かってしまうので書かないけれども、最初の班がこのチームで良かった。感謝、感謝。

私はというと、班長に手を上げたものの、名ばかり班長で、班員に引きずられるようにすべてが進んでいった。自主的に動く方ばかりだったので、班長としてはあまりやることがなかった。

なので、とにかく報告書のマージを頑張ることにした。ひたすら報告書のWordのマージをして、図表番号と脚注と相互参照をつけ、出所が抜けていれば指摘し、図表タイトルと図表と出所を中央揃えし、箇条書きの番号をつけ、インデントをいじっていた。マージは嫌いな作業ではないが、マージ前にやってもらえば楽になるので、ここは布教して足並みを揃えたいところ。

ついでに校正を少しやったけど、これは先生の校正のほうが切れ味抜群で、文章が見違えるほど良くなったので、私のは蛇足だった。

一方で、私の大変残念なパワポを先生と班員にかなり直していただいて、大変勉強になった。ピクトグラム!色遣い!そうやって作るのかー!

同じ中小企業診断士MBAを目指して集まった仲間で、持っている能力がこれだけ違うと分かった。優劣じゃなくて、色が違う。しかも、自分にとっては当たり前にできること、自覚していないことが強みだったりする。

なんというか、自分のドメインをどう決めるのかについて、入学後から考え方が変わってきた気がする。はっきりと輪郭はないけど、ただの消しゴムのカスのように散らばっていた考えが、ねりけしのようにまとまってきた気がする(もうちょっと綺麗な比喩にしたかった)。

話がそれてしまった。でも、実習の中身に踏み込んだ話はできないしなぁ。うーむ。とにかく、実り多い実習だった。社長にとにかく感謝を伝えたい。それだけは書いても良いと思う。

「ここは頑張れた」というところを先生にフィードバックしていただけたのが嬉しかったなぁ。ちゃんと見てくださっている方がいらっしゃるのはありがたい。

まとまっていないし、実習の中身は伝わらない(というか、伝える気がない)文章だけど、このへんで。