診断実習1社目雑感
実習先の企業のことは書けない書かないので、ふんわりした話になるけれども。
GWを挟んで6週間に渡る実習は、次のように進んでいった。
- 打ち合わせ
- インタビュー
- 分析
- 調査
- 再インタビュー
- 分析
- 提案作成
- 報告書(Word)執筆
- プレゼン(パワポ)作成
- リハーサル
- 報告会
実際には6〜8はいったりきたりしたけれども、だいたいこんな流れ。おそらく、「調査」と「再インタビュー」は、主に2次試験合格者が行う実務補習にはない、もしくは珍しい工程だと思う。(実務補習受けたことがないから知らないけど。)実習期間が長いからこそできることだ。
うちの班は本当に優秀で、班員全員、スポットライトが当たるときがあった。具体的な能力に言及すると、すぐ誰のことか分かってしまうので書かないけれども、最初の班がこのチームで良かった。感謝、感謝。
私はというと、班長に手を上げたものの、名ばかり班長で、班員に引きずられるようにすべてが進んでいった。自主的に動く方ばかりだったので、班長としてはあまりやることがなかった。
なので、とにかく報告書のマージを頑張ることにした。ひたすら報告書のWordのマージをして、図表番号と脚注と相互参照をつけ、出所が抜けていれば指摘し、図表タイトルと図表と出所を中央揃えし、箇条書きの番号をつけ、インデントをいじっていた。マージは嫌いな作業ではないが、マージ前にやってもらえば楽になるので、ここは布教して足並みを揃えたいところ。
ついでに校正を少しやったけど、これは先生の校正のほうが切れ味抜群で、文章が見違えるほど良くなったので、私のは蛇足だった。
一方で、私の大変残念なパワポを先生と班員にかなり直していただいて、大変勉強になった。ピクトグラム!色遣い!そうやって作るのかー!
商売の始まりが農民が作った米と漁師が釣った魚の交換から始まったとすると、相手が持っていなくて自分が持っているものは全部売れる。
— あや🧚学生🍓いちごの会幹事 (@aya_keiei) 2023年5月26日
でも、同じ集団にいると、自分が得意なことはだいたい周りの人も得意だから、何が売れるか分からないんですよね。米なんか役に立たないよー、みたいな。
同じ中小企業診断士とMBAを目指して集まった仲間で、持っている能力がこれだけ違うと分かった。優劣じゃなくて、色が違う。しかも、自分にとっては当たり前にできること、自覚していないことが強みだったりする。
なんというか、自分のドメインをどう決めるのかについて、入学後から考え方が変わってきた気がする。はっきりと輪郭はないけど、ただの消しゴムのカスのように散らばっていた考えが、ねりけしのようにまとまってきた気がする(もうちょっと綺麗な比喩にしたかった)。
話がそれてしまった。でも、実習の中身に踏み込んだ話はできないしなぁ。うーむ。とにかく、実り多い実習だった。社長にとにかく感謝を伝えたい。それだけは書いても良いと思う。
「ここは頑張れた」というところを先生にフィードバックしていただけたのが嬉しかったなぁ。ちゃんと見てくださっている方がいらっしゃるのはありがたい。
まとまっていないし、実習の中身は伝わらない(というか、伝える気がない)文章だけど、このへんで。