とらぬたぬきの皮算用

中小企業診断士を目指しています。

勉強に理解のない彼女

前回の続きです。

 

中小企業診断士の勉強をしていると、「家族の理解を得られない」という悩みをよく目にします。私の家族はめちゃくちゃ勉強に理解があるので感謝しています。だから、当事者ではないといえば、その通りです。

でも、前回のブログのように、「資格の勉強に理解を示さない彼女」だった私から言えることがあるはず!と、でしゃばって書いています。

 

家族が資格の勉強に理解を示さない理由はいくつか考えられます。一応3つに分けましたが、複合要因の場合もあると思います。

 

①資格勉強のメリットが分からない。

家事や育児、家族で過ごす時間を削って資格勉強に当てることがあるでしょうが、そのしわ寄せが他の家族にいっている場合、反感を買っても仕方がないと思います。

やるべき家事はやって、家族の時間を作って、それ以外で勉強するしかないです。家事の効率化も大事。資格取得したら収入が増えるような場合は、そのメリットを説明したいところです。

資格取得して開業すると、収入が下がる場合は……うーん、ちょっと話が違ってくるように思います。勉強そのものとは別に、家族で話し合いが必要そうです。でも、人間が生きるのには健康がいちばんですからね。この健康は「心身ともに」です。メンタルも重要!

 

②資格に合格してしまうと、今の関係のままでいられるか自信がなくなる。

これは、私にはよく分からない心理なのですが……例えば、専業主婦の奥さまが資格取得の後、開業を目指しているような場合、旦那さまが「俺の立場が……」などと言って拗ねてしまうことがあります。ほんと謎。

説明の便宜上、性別を割り当てましたけど、男女逆でもあり得ます。

資格取得しても、家族の関係性は変わらないことを説明すること、ですかね。合格したら家族旅行に行く!など、楽しい予定を考えるのも良いかもしれません。

この場合、学歴コンプレックスが根を張っていたりして難しいのですけど、本当は「家族みんなで勉強する」のが良いような気がします。家族に分からないところを聞くとか、勉強した内容を話すとか、そうやって巻き込むのも良いかもしれません。

なお、私なら、この場合、相手がお気持ちをぐちぐち言うようなら、関係を考え直しますね……。めんどくさいもん……。羨ましいなら、自分も努力してくれよ……。

 

③そもそも資格が取れないと思っている。

これは過去の私。でも、毒舌な私でも、本人に直接「それじゃ勉強が足りないから受からないよ!」とは、さすがに言わないんですよ。「難しいんだね!」と言いますけど。

これは、相手の目の前で勉強するしかないです。単語カードを作ってめくる、家の中に暗記用の貼り紙を貼りまくる、朝、家族が起きてくるまで勉強する、などなど。

受かりそうな難易度の低い資格を先に取って頭の良さを証明するとか、模試の結果が良いときに共有するのも効果があるかもしれません。

 

総括すると、家族とコミュニケーションをとる、文句を言わせないやり方でやっていく、というところですかね。それができたからと言って、合格するわけでもないのですが。頑張りましょう、頑張りましょう……。