手作りおせち
おせち製造中。これは切っただけ。
— あや🐼フルマラソンに出るらしい。 (@aya_keiei) 2022年12月31日
去年は間に入れるブロッコリーとか用意していた気がするけど、今年は緑がきゅうりしかないから、きゅうり適当に切って入れました。飾り切りとかはできません。
あー、枝豆でも良かったな……。 pic.twitter.com/kTv99nBUT7
私の実家はおせちは買う派。我々兄弟が独立した後は、おせちじゃなくお寿司を出前で取る派に転向しました。
子どものころに食べた「おせち」といえば、買ったおせちのイメージで、なんだかよくわからない料理がちまちま入っていて、どれが美味しいのかよく分からず、栗きんとんと黒豆とかまぼこを永遠に食べることになります。
一方、夫の実家はおせちを手作りする派。初めてお正月を夫の実家で過ごしたとき、手作りおせちの美味しいのにびっくりしました。姑がめちゃくちゃ料理上手なのと、私の味覚がたぶん進化したのと。お重の大半は関西風の綺麗なお煮しめ。そして、何時間も煮込んだ黒豆が美味しい。海老とかいくらとかその他高級食材は入りませんが、そんなのいらない、おいしい。白味噌のお雑煮も美味しい。
夫はおせち大好きで、「なんでみんなおせちまずいって言うのか分からん」と言います。そりゃそうだ。だって、おいしいもの。
推測ですが、買ったおせちは超繁忙期の中、めちゃくちゃ工夫されたオペレーションで作っているはずです。ケーキ屋さんのクリスマスケーキと同じですね。何日も前から作り置きできるものは準備して、30日や大晦日に間違いなく届くようにするはず。
でも、食べ物は作りたてがいちばん美味しい。姑の愛情とか、作っている様子が見えるとか、そういうのを抜きにしても、たぶん鮮度では勝っていると思います。あと、好き嫌いに合わせて嫌いなものを抜いたりできるのも、手作りの良さですね。
というわけで、コロナやら仕事やらで、自宅で年越しするときには、自分たちでおせちを作ることにしました。今年で手作りおせち3回目ですが、メニューはほとんど同じです。
- お煮しめ(圧力鍋:私担当)
- 紅白なます(私担当)
- 黒豆(圧力鍋:私担当)
- 栗きんとん(圧力鍋:私担当)
- 田作り(夫担当、姑直伝)
- かまぼこ・だてまき(既製品、切るだけ)
- お餅(餅つき機)
- お汁粉用つぶあん(圧力鍋:私担当、前々日までに煮ておく)
- 雑煮の元(私担当、2倍の濃さで作り置き)
圧力鍋さまさま。圧力鍋はひとつしかないので、順繰りに作ります。大晦日に作ることが多いです。今回は9時スタート、15時完了でした。途中で子どもに手伝ってもらう工程を入れたり、買い物したりしたので、それがなければもう少し早く終わったかな。
だいたい作りながら家族全員でつまみ食いをします。今回は大晦日に黒豆が30%消えていました。え、去年の倍量煮たんだよ……? もはや「つまみ食い」ではない気がしますね。大晦日の晩ごはんは年越しそばと、おせち(重箱からはみ出た分)と決まっています。重箱に詰めたおせちは元旦にいただきます。
このメニューなら、作るのはそんなに難しくないですね。3日〜4日分の作り置きを1日でやる、しかも同じメニューで文句ない、というありがたいお話です。夫もおせち好きですが、子どももよく食べます。今年は本当に黒豆をよく食べました。
姑のおせちと明確に違うのは、圧力鍋で時短を図ること、お煮しめの味付け(私が作ると関東風で黒め)、お雑煮がすまし汁(これも関東風)、というところですかね。
また姑の作るおせちも食べたいなあ。今度の年末は帰省できるかしら。