とらぬたぬきの皮算用

中小企業診断士を目指しています。

マルチ・ポテンシャライト

『マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法』を読みました。「マルチ・ポテンシャライト」とは、「自分の好きな複数の分野で活躍することができる才能を持つ人」のこと。興味が拡散している私を勇気づけてくれる本でした。図書館で借りましたが、いつでも読めるようにKindle版も手に入れました。

 

同じことをずっとやるのに向いていないのか、今の仕事を産休育休挟んで実働5年くらいやって、飽きてしまっているんですよね。しかも、育児があるから息抜きする時間が取りづらい。3つ以上のやることを掛け持ちできるとメンタルが安定する感じがします。2つだと少ないです。

中小企業診断士試験も、1次試験7科目のほうが科目数が多くて楽しいです。2次試験は事例Ⅰ〜Ⅲで1科目、事例Ⅳで1科目みたいなものなので、苦しくてもうやりたくないです。

 

この本では、いくつかの仕事を並行してする事例や、未経験分野への転職など、複数の分野で仕事をする事例が挙げられています。アメリカ英語の日本語訳らしい、躍動感のある文体でわくわくと語られていきます。専門性を一本道で突き詰めるのが良いという価値観に対して、そうじゃなくて良いのだと反論していくのです。

 

私は、当面スモールビジネスをいろいろ試す期間になりそうなので、背中を押してもらえた気がしました。