とらぬたぬきの皮算用

中小企業診断士を目指しています。

実家の片付け

実家の引っ越しの手伝いをしてきました。手伝いと言っても、主に自室だった場所の片付けです。

一人暮らしを始めるときにいろいろ置いていったので、まあいろんなものが出てくる出てくる。

こんなものもありました。最初に買ってもらったビーズのセットの箱。ご近所物語のキットです。中身は使い切っていて空っぽなんですが、ビーズ入れられるので持って帰ってきました。

確か、CMで見て、これが欲しいと言いまくって誕生日に買ってもらったものです。割と物欲のない子どもというか、おもちゃ欲しいと言うと怒られていたので、あんまり「買って!」と言えなかったんですよね。これは欲しかったのをよく覚えている、珍しいものです。

大人になってから、すぐ物欲に負けるようになったの、良いのか悪いのか。買っても子どものときのように鮮烈な感情じゃない気がしますね。

得意科目、工芸の授業

国数英理社の5教科の中ではいちばん得意なのは国語ですが、それ以外の得意科目は高校の芸術選択「工芸」です。

普通科高校だったのですが、芸術選択が確か、音楽、美術、工芸でした。工芸が選べるところは珍しいみたいですね。そりゃあ、工芸一択でしょう! 音楽はポンコツなので却下、美術も彫刻とかは好きですが絵画はポンコツなので却下。ほかのふたつをぐーんと引き離して工芸を選びました。母校にはありませんが、書道選択があるところも多いみたいですね。書道があったとしても、これも悪筆でポンコツなので却下です。

 

籐工芸(かごを編む)、革工芸、木工、七宝細工、ガラスのサンドブラスト、他にも何かやったかなぁ? どれもめちゃくちゃ楽しく、全ての課題を時間内にそれなりの出来で仕上げました。単なる自慢ですが、10段階評価で10付いてました。

特に楽しかったのは、籐工芸かなぁ。図面の組み立て方がビーズ編みと似ているんですよね。

このとき作った籐工芸の長靴型くずかご、実家で現役で使われていました。

ビーズは子どものときに習いに行っていたし、材料も手に入れやすいんですけど、籐工芸のラタンはどこで売っているんでしょう? いや、やらないよ、やらないけど。

あの授業はいろんなのやらせてもらえてほんと良かったなぁ。もう一度受けたい授業です。

 

大人になった今、やったことがなくてやってみたいのは、金継ぎですね。この前急須割ったところだし……。

研究計画書迷走中

順調に養成課程出願の書類書きしていると思われていたら、それは大間違いなのですー!

研究計画書の草稿を書きましたが、ログハウスを作ろうと思ったのに、出来上がったのはキャンプファイヤーだった、材料が木材ということしか合ってないけど、ぐらいの違いがありました。どうしてこうなった? まず燃えているので火を消して、丸太を新しく仕入れて、救出できる木材は救出して、新しく組み直しましょう。重労働だな。

学生時代に、私が書いた文章を読んだ先生が「文体が稚拙」という痛烈なご批判をくださり、それをいまだに引きずっています。今でもそうなんだろうなぁ。結局、その文章は先輩が添削という名目で、かなり手を加えてくださり、どうにかなったのでした。

学生時代も今も、とにかく人運は強くて、周りの方には恵まれるので、それでなんとかやってきて、今もそれで乗り切りたいところです。全然進歩してないなーと思いますが、使えるものは全部使うことにしたので、甘えながら頑張ります。凡人は書いてはポイ、書いてはポイを繰り返すしかないのです。

2次試験得点開示

ACBCからABBAに上がったのは進歩。点数が12点上がったのも進歩。

でも、受からなかったら同じなのよ……。

 

今は養成課程受験を頑張ることにしたので、落ちたときのことをあんまり考えたくないのですけど……。

養成課程落ちたら、自分の仕事を育てつつ、1次試験の対策をして、2次試験対策はゆるっとやって、もう一度受けるかなぁと思います。

1次は独学でやります。受かったことあるから。

2次の予備校は……行きたいところがなくはないけど、養成の結果が出る前に申し込みをしたくはない。気持ちの問題も、お金の問題もあります。やるなら、過去問をやり尽くしたので、プロのお知恵をお借りしないとかなーと思います。事例ⅡとⅢは2年連続で不合格ですし。……予備校行くのは「ゆるっと」かしら? ちょっとまだ定まらないところです。

 

2年連続でAだった事例Ⅰは、協会お墨付きってことで良いんですかねぇ? いっそのこと、このまま事例Ⅰの専門家目指します。研究計画書も、事例Ⅰっぽい内容になる予定です。頑張って書きます。

東京の街の正体

東京の街の見え方って、どうも東京出身の私と、東京以外の地域の方とで違うようです。

この問題を考えるときに、頭に浮かぶ記事がふたつ。リンクばっかりで恐縮ですが、挙げておきます。東京出身の人から見る東京ってこんな感じ。両方とも書かれてから年数が経っていますが、本質は変わっていない気がします。

janesuisjapanese.blogspot.com

www.1101.com

 

さて。私の頭の中の東京の図はこんな形です。(偏見の塊です)

その怖い東京の街、競争の街、搾取される街、というのがあるとすれば、山手線の内側のことで、そこの話はよく分かりません。港区女子も、ヒルズ族も、なんでそんな家賃の高いところに住んでいるのか、意味が分かりません。きっと住所に価値があるのでしょう。そうか、それがブランドなのか。でも、ブランドではお腹いっぱいにはならないからなぁ。なんとなく住みにくそうな気がしますし。

 

23区内で山手線の外側は、大きく山の手(主に戦後に発展した住宅地の地域)と下町(江戸時代から人がたくさん住んでいる地域)とに分かれます。どこが境目かは諸説あって難しいです。東京の山の手の地域出身で今は下町在住の私が感じるのは、ちょっと文化が違う気がします。

下町の良さは、使い古された言い回しで言えば、人情。例えば下町で子連れでバスに乗ると、体感半分くらいの確率で同乗のおばさまに話しかけられます。うちの子どもがめちゃくちゃかわいいのを差し引いても、しょっちゅう話しかけられています。ちなみに大阪の電車で知らない人に話しかけられる確率は体感8割くらい。そこまで確率高くないけど、結構話しかけられるのです。東京の人は冷たいなんて、デマです。

ちなみに、山の手の地域では、ほとんどバスや電車で知らない人に話しかけられることはないです。人との距離感が違います。距離を保つのがマナーだと思っているふしがあります。これは冷たいと言われたら、そうかもしれませんが、プライバシーとか自由とかを大切にする人には住みやすいはずです。

 

東京と言っても様々なので、これをひとくくりにされると、なんだかなーと思います。ひとくくりになった「東京」のイメージはたいてい山手線の中の東京なので、私の住んでいるのとは別の国だと思っています。そして、山手線の中の東京は、だいたい東京出身じゃない人が東京に来て作り上げたもの。それはそれはパワフルだし、すごいものです。

 

でも、私は庶民が住む東京の街が好きだし、それを大切にしたいなと思っています。東京の町工場も、商店街も、面白いですよ。

国語の勉強は何のためにするのか

「国語ってなんでやらなきゃいけないの?」

昔、小学生だったか、中学生だったかのときに、弟が母に聞いた質問です。国語の勉強が嫌いだったみたいなんですよね。

 

母の答えはこう。

「文学は芸術だから、理由なんかない。音楽とか美術と一緒。」

 

うーん。これはひとつの真理だとは思うんですけど、弟の質問の答えとしては微妙だと思ったんですよ。

 

母は詩人でした。という書き方だと亡くなったみたいですが、まだまだ生きています。詩はもう書いていないらしいという意味で過去形です。若い頃、詩集を自費出版したくらいには書いていたようです。なので、「文学は芸術」は、たぶん母にとっては真理。

 

一方で、弟の質問は、国語の勉強の必要性を問うたものだと思います。国語の勉強はなぜ必要か。

 

今の私の答えとしては、次の通り。

「国語の勉強をしていないと、名前を付けることができないから」。

 

国語は、読む・書く・話す・聞くの4要素を育みます。コミュニケーションの勉強なんですよね。実際の授業では「読む」に偏っていますが。

 

大人になってから、仮に長い文章を書く機会がなかったとしても、何かに名前を付ける機会くらいありそうです。商品名とか、子どもの名前とか。

読んで知っている中からでないと、名前は付けられません。言葉や漢字の意味を知っているか、知らなくても調べ方が分かっているかでないと、良い名前はつけられません。そして、言葉のセンスは一朝一夕には身につかないのです。

 

これだったら、必要性の説明にはなりますかねぇ? でもね、本が好きな人はそんなこと考えもせずに読むし、読めば国語力はそれなりに身につくと思うんですよね。

 

私な国語が得意で、大学では日本文学をやりたかったのですが、「国語だけではメシが食えない」と塾の先生に言われて、教育学部に進みました。

学問的には文学研究を存分に出来たので良かったのです。が、社会人になってから、日本語の力を活かせる仕事って教師以外にもいろいろあるなぁと気づいたんですよね。もっと早くに知っていれば、違う道を選んだかもしれません。

 

長い割にはまとまりませんが、このへんで。

養成課程受験準備中

まあ、そういうわけで、養成課程を受験することにしたわけです。大学院、楽しいよね! 楽しいのは知っている。ハードなのも知っているけど。

とはいえ、出願までの時間が短いので、もう、使えるものは全部使う。ツイッターで迷走の様子を発信しまくっていましたら、現役の大学院生の方や、養成課程に内定している方や、修了生の方など、みなさまからたくさんリプライやスペースで直接お話いただきまして、本当にありがとうございます。ツイッター最強!

その中でご紹介いただいたご本を読みました。

www.amazon.co.jp

大学院に行くなら、とおすすめいただいたのですが、今回の2次試験で残念だった方みんなにおすすめしたいご本でした。読みながら泣きました(落ちたメンタルで情緒不安定)。「あきらめない」人でありたいねぇ。

準備に当たって読まないといけない本が積み上がっています。頑張ります。